野底マーぺーを登る

野底岳は石垣島で一番高い山ではありませんが、私個人的には頂上からの景色は於茂登山のものよりも美しいと思います。 ハイキングが好きな方には時間を取って、是非この美しい山頂まで登ることをお勧めします。 歩くことがあまり好きでない人には頂上までの近道がありますのでそれを使えば良いでしょう。
野底マーぺーという名でよく知られている野底岳は特に高い山ではありませんが、その特徴ある山頂の形とそこから見える景色の素晴らしさが観光客を惹きつけます。石垣島へ訪れる人に是非、野底マーぺーの登山をスケジュールにいれてもらいたい思います。
 
マーペー頂上に到着して素晴らしい景色を楽しんでいる様子

野底岳は山頂まで282メートルで登山するのに通常約45分かかりますが、近道を選べば15分ほどで到着します。頂上に到着すると先が尖った大きな岩があり、これが遠くから見ても野底岳だとわかる独特の外観となっています。ここには恋をさかれたマーぺーという女性が山に登って石に変わったという伝説があります。

石垣島で最高の景色?

石垣島に住み始めてから1年以上が経ち、島の美しさには慣れていた私ですが、頂上に着いて目の前に広がる美しいパノラマを見たときは一瞬、息を呑みました。北へ広がる平久保半島の山並みや西方の野底海岸はすばらしいです。遠くには川平湾やクラブメッド、東の方には玉取崎展望台やその向こうに広がる海岸線が見えます。天気の良い日だと、ここは最高の展望ポイントになるでしょう。もし天気のあまり良くない日でも石垣島の中ではベストポイントになると思います。

野底マーペーの頂上から見える野底地区

 

標識が山道の所々に立てられてあるのでわかりやすく、後どれくらいの距離かも教えてくれます。

登るなら於茂登山と野底岳どっち?

個人的には、野底岳からの景色の方が於茂登山からよりも美しいと思います。於茂登山のほうが高いので見える範囲が広くなるのは事実ですが、湿気の多い石垣では霧がよくかかっており、遠くの方があまりよく見えません。

野底岳の頂上ではあまり霧がかかっていないため、海岸線がよく見えます。珊瑚礁と青い海のコントラストはとてもすばらしいです。

しかしハイキングをもっと楽しみたい方には於茂登山の方が良いでしょう。沖縄で一番高い山を制覇したと自慢することもできます。(但し、実際の高さを話してしまうと大したことがないとばれてしまいますが。)

 

ベージュのショートパンツと運動靴の組み合わせは明らかに間違い!ここは山道の中で一番滑りやすい部分です。

足元に注意!

体力的なことからいえば、野底マーぺーには誰でも登れると思いますが、雨の後などでは多少難しい箇所があります。急な傾斜で表面が泥と粘土が混ざったようなところがあり、雨などの影響でひどいぬかるみ状態になるのです。登山道に沿って木にロープが張られていますが、ハイキングに適した靴を履いていないと簡単に転んでしまいます。(私が2分の間に2度学んだ経験です。)

ロープの中にはかなり擦り切れたものもあるので、用心するに越したことはないでしょう。そしてもう1つ注意したい点は頂上付近の強風です。私達が野底岳に登った日は比較的穏やかな日でしたが、それでも岩の上で立っているのが難しいことが何度かありました。

野生の生物

私が野底岳に登って一番驚いたことは、野生の生物をほとんど見なかったことです。於茂登山に登ったときは蜘蛛やとかげを良く見かけたのでとても不思議です。登山中、熱帯植物は多く見られたので、恐らく季節的な理由でしょう。ちなみに野底へは2月下旬、於茂登へは9月に登りました。但し蚊はいたので、蚊よけスプレーを持っていくことをお勧めします。

 

 

近道 

伊原間から林道に沿って走っているとマーぺー頂上への近道のための入り口があります。この標識は野底方面から来た場合見過ごしやすいのでご注意!

野底岳が於茂登山より好まれる理由には、頂上までの近道があることが挙げられます。そこへは野底北部と平久保半島の東側にある伊原間との間にある林道からアクセスすることができます。この道は野底岳の頂上付近を通っており、山道への入り口を示す標識もあります。

その近くには小さい駐車場があります。このルートを使うと頂上までは約15分で、山のふもとにある滑りやすい箇所を通ることもありません。

現在のところ、グーグルマップには伊原間と野底北部の間には林道は通っておりませんが、これは正しくありません。

 

 

ロケーション

フルハイキングをしたい人は、南から78号線を使って野底岳に向かいます。下の写真とリンクされてる地図を参考にしてください。

南から78号線を通ってきた場合、野底をちょうど通り過ぎた辺りのこの場所で右に曲がります。
道なりに走っていくとこのポイントに着きます。左側にあるサインは登山道の入り口を示しています。。