於茂登山

マウンテンバイクを山のふもとに残して一時間ちょっとで於茂登山の山頂に到着したとき、私はもうくたくたでした。 もちろん機会があればもう一度登ってみたいと思いますが、もし暑くて湿気の多い夏の期間中にこの山に登るのなら、汗だくになることは覚悟しておいてください。 それともう一つ、へびには注意してください。
重要情報
10月に連続して降った大雨の影響で土砂崩れが起こり、現在、おもと山頂上への山道が閉鎖されております。道が再開されたという情報が入り次第、このページを更新させて頂きます。(2011年1月現在)
 
標高528メートルの於茂登山は日本の他の山と比べると比較的小さいですが、沖縄の中では一番高い山になります。山道の標識に沿って歩けば、普通に体力のある人なら大体一時間か一時間半くらいで頂上に到着します。晴れた日には頂上から島全体の景色とその周りを取り囲む暗礁が見渡せます。

於茂登山 石垣島

山道

頂上までのハイキングコースは何も舗装されていない地道と、石畳や木で作られた階段のあるところがあります。ハイキングをしていると最後の3分の1辺りから、所々で道が狭くなっています。恐らく多くの人がこの辺りで、頂上に行くのを断念するのでしょう。

歩き始めると、森林はより密集してゆきジャングルのような様相になり、石垣の新たな自然の魅力を発見することができます。直射日光は多くの所で完全に遮られていますが、そよ風も残念ながら入ってこず、暖かい日にはとても蒸し暑い環境になってしまいます。

山道に沿ってある標識は進行状況を表しており、一時間以内に頂上まで登ることを前提に作られたものです。

野生動物

もしあなたがとかげや蜘蛛や虫が好きなら、山道を歩いている間にいろんな生き物に出会えるチャンスがありますよ。特に夏の間は出没する虫も多く、とかげの種類の多さにはびっくりさせられます。とかげは市街地で見かけるものよりエキゾチックなものが多いです。(尻尾が明るいブルーのとかげを見つけてみましょう。)

また日本で最大級の蜘蛛が生息しているので、その巨大な巣を見ることも出来るでしょう。このカラフルで美しい生き物は、蜘蛛が苦手な人には悪夢としか思えないでしょうが、巣にいる間はほとんど動かないので、写真を撮る絶好の機会を与えてくれます。

噛まれると致命傷になりえる、沖縄の伝説的なハブには十分注意しましょう。これはグループで登山したほうが良い最大の理由になります。また山の中では携帯電話の電波が届かないところがあります。

島の光景

於茂登山の頂上までの道のりは、木が高く密集しているところが多く、景色をあまり楽しむことは出来ません。しかし頂上へ到達すると、石垣島全体の素晴らしい景色が出迎えてくれます。歩道が平らになってくると、左に鉄柱があるところに出てきますが、そこはまだ頂上ではありません。

平久保半島頂上から眺める平久保半島の険しい様子

そこの反対側に続く道を登っていくと、すぐに分岐地点があります。そこで左へ進むといわゆる頂上に到着し、もう一方に進むと展望台があります。そこからは石垣島の東海岸の景色がとても良く見えます。これらの地点の間はそれほど離れていませんので、両方の景色を楽しむことをお勧めします。残念ながら霞むことが多く、写真を撮りたい人にとっては頭が痛いですが、晴れた日には北へ続く平久保半島、東の方には石垣島の太平洋岸、西の方では川平湾を楽しむことができます。

期待通り、これらの展望ポイントは石垣島の中でも、もっとも広く見渡せる場所になります。於茂登山の頂上まで登ってみる甲斐が大いにあると思います。

頂上から見える東海岸と太平洋のすばらしい眺め

時間に注意

赤道に近い石垣は、夏の日没がヨーロッパや北アメリカのようにゆっくりと進むわけではありません。郊外に出掛けていると気づかないうちに、突然暗くなってしまうことがあります。とかげや蛇や蜘蛛の一群と一緒に山の中で一夜を過ごしたいのでなければ、時間には十分配慮したほうが良いでしょう。安全のために冬の間は夕方の4時、夏の間でも5時までには下山を始めたほうが良いでしょう。
 

ロケーション


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